BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。

【1枚でわかる】『仕事が速い人は、「これ」しかやらない 』石川 和男

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この本で解ける疑問は?

  • 明日から定時退社するための秘訣は?
  • 仕事が速い人と遅い人の決定的な違いは?


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『仕事が速い人は、「これ」しかやらない 』って?

「平日の3/5は定時に仕事を終える」

しれっと私がポリシーにしていることです。

しかし、中々うまくいかない…

来たメールやチャットは気になってすぐ開いちゃうし、気付けばたくさんの会議が入っている…

そして「さあ作業をやろう」と思ったら夕方になっている…

こんあ状況を打破したいと思って、『仕事が速い人は、「これ」しかやらない 』を手に取ってみました。

まずは本書の「ペライチ」を見ていきます。

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(画像をクリックすると、PDFが開きます)

本書の内容を「要約」すると、次のことが書かれていました。

  • 第一の原則は、あらゆることに「期限」を決めること。
    ★人は与えられた時間を全て使おうとする
    ★人は期限を決めれば、それに合わせて仕事を進める
  • 第二の原則は、5秒ルール。
    ★人は5秒後には「やらない言い訳」を考え始める
    ★「まず1回」に早めに着手すれば、作業興奮が働いて集中できる
  • 第三の原則は、動きながら考える習慣をつけること。
    ★動いてみないと本当に大切なポイントはわからない
    ★人生は「見たり」「聞いたり」「試したり」の
     3つの知恵でまとまっているが、一番大切なのは「試したり」である
  • 第四の原則は、すべての仕事を「細分化」すること。
    ★大きくて難易度が高い仕事を細分化して、
     「楽な仕事」へと変化させていく
  • 第五の原則は、他人の時間を上手に使うこと。
    ★本当に自分がやるべき仕事なのか問い質す
    ★任せた相手にもプラスを生み出せるような
     WIN-WINな任せ方をする
  • 第六の原則は、仕事は「時給」で考えること。
    ★費用対効果を時給で考えると「損か得か」がわかりやすい
    ★金額や時間だけでなく、その変化がもたらす
     感情や満足度の側面も考慮する
  • 第七の原則は、やらないことを決めること。
    ★やらなくてもいい業務を1つでも多く発見して
     「やめる」ことを決断をする

 いかがでしたでしょうか。

1週間に1個ずつ、この原則を実現できるようになると、仕事の効率が劇的に上がりそうですよね。

この本を読むと、これらの原則をどうやってアクションに落としていくのかが、スッと頭に入ってきます。

これまで見てきた効率化本の中でも、迷いなくオススメできる一冊です。

学び

「やらないこと」を決める軸

本書の中でも、個人的には「やらないことを決めること」のインパクトは相当大きいと思います。

特に「やらないこと」をどう選ぶのか?

この基準は厳しく設定しておいた方が良いと思います。

そこで今回は「やらないことを選ぶ基準」を深堀してみようかと。

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理想論は、この図の右側の仕事時間を増やしていき、左側の仕事時間を最小化していくイメージです。

要は、「自分の志向性にも強みにも触れない、土俵外の仕事」は取りにいかないスタンスですね。

 

まず、「自分の土俵外×やった方がいい仕事」の場合。

やった方がいい仕事は、裏を返すと「やらなくても支障がない仕事」です。

「やらないより、やった方がいいよね」くらいのテンションの仕事なので、断るロジックも比較的作りやすいはずです。

もしくは「やらなくても問題ないなら、そもそもやる必要なくない?」と突き返すのも有効的ですね。

「やらないより、やった方がいい仕事」を何でもかんでも拾おうとすると、時間がいくらあっても足りません。

まずは「自分の土俵外×やった方がいい仕事」の本数を極力ゼロにする努力をしてみてもよいかと。

 

次に、「自分の土俵外×やるべき仕事」の場合。

これが難しくてですね。「やらないとマズい仕事」なので、仕事自体を無くすことはできません。

ですので、「自分より得意な他の人にお願いできないか」を必死で考える必要があります。

やはり「自分の土俵外の仕事」をしている時間は、中々成果が出せず、ストレスに感じますよね。「負け戦」です。

負けるのがわかっているなら、勝てる人にお願いしたほうが、組織にとっても自分にとってもハッピーなはずです。

 

…こうした「やらないこと」を調整して浮いた時間を使って、下記のようなポートフォリオを組めると理想でしょう。

  • 「自分の土俵内×やるべき仕事」にリソース投下して、確実に成果を上げて信頼残高を積む
  • 「自分の土俵内×やった方がいい仕事」には少しずつリソースを投下しながら育てる。そして「やるべき仕事」に育てる

 

以上のように書いてみましたが、「絵に描いた餅」で終わらないよう、しっかり実践していこうと思います。


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