BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

【1枚でわかる】『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』小山田 育、渡邊 デルーカ 瞳

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この本で解ける疑問は?

  • ブランディングの最終ゴールは何か?
  • ブランディングとはそもそも何か?
  • ブランディングはどういったプロセスで行えばよいか?

 

『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』って?

 

わかるようでわからない「ブランディング」。

マーケティングの本は何度か読んできましたが、ブランディングには全く触れてきませんでした。
本来マーケティングとブランディングは切っても切り離せない関係のはずなのに、ブランディングのことを知らずに放置していて良いのか?

そんな危機感から、今回は「ブランディング」をテーマに、『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』をご紹介します。

まずは本書の「ペライチ」を見ていきましょう。

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本書の内容を掻い摘むと、次のことが書かれていました。

  • ブランディングの最終ゴールは、顧客ロイヤリティを高めてファンを獲得すること。
  • ブランディングとは、強みや個性である「らしさ」を直感的に感じ取れるようにすること。
  • ブランディングのプロセスでは「強みや個性を引き出し、ブランドの本質を見極める」「ブランドの本質を概念化する」「ブランドの本質を体現する」「タッチポイントでブランドの世界観をつくり出す」「社内で足並みを揃える」「ブランドを管理する」の6ステップが重要。
  • 6ステップの中でも、「ブランドの本質を概念化する」ためには14個の問いに多面的に答えると効果的。

もちろんページ数だけで重要度は測れませんが、6ステップの中の「ブランドの本質を概念化する」の部分に40ページ(本書全体は220ページ)もの分量を割いていた点が印象的でした。

それだけ「ブランドの本質」を、何度も何度も、あらゆる角度から問いかけることが大事なのでしょう。

ブランドの本質がズレていると、どんなに見栄えの良いロゴや広告が打てたとしても、意味はないですからね。

また、普段、左脳寄りのマーケティング戦略の文脈で語られることの多い「ブランディング」を、「アート」「デザイン」の切り口で説明している点も印象的です。

マーケターの本に飽きてきた方にもオススメです。

 

学び

本ブログのブランディングはどこまで進んでいるか?

早速、本書で学んだ「ブランディングプロセス」に沿って、このブログのブランディングがちゃんとできているかを検証してみます。

ただ、全部は多いので、STEP2「ブランドの本質を概念化する」の部分をチェックします。

①この商品/サービスはどういう人が買う/利用するのか?
  • 日々多忙なビジネスパーソンに利用してもらいたい。
②なぜ、消費者はこのブランドの商品/サービスを選ぶのか?
  • オンライン上で、本の内容を立ち読みレベルで把握できるから。
③このブランドは消費者や社会にどんな価値を提供できるか?
  • 機能的属性:いつでもどこでも、本の内容を紙1枚で理解できる。
  • 感情的属性:知的好奇心がくすぐられる
④このブランドの人格はどんなものか?
  • 知的
  • 信頼できる
⑤このブランドは何を目指しているのか?
  • いつでもどこでも、紙1枚でビジネス書を立ち読みできて、買うかどうかを判断できる状態

…5つで限界ですね。しかも、この5つももっと時間をかけて、しっかり考えねば…

今日はここまでにします。

余談

ブランドの話でいうと、そういえばこんなことを昔書いてました。
ブランディングの本を読んだ後だと、恥ずかしい内容ですね…

明日から取れるアクション1つ

  • 14の問いについて、1つずつ答えを出してみる。