BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。

【1枚図解】『教養としての投資』奥野 一成

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この本で解ける疑問は?

  • 他人に働かされている人と自分で働いている人の違いは?
  • 短期投資と長期投資どちらが優れているか?
  • 投資先の企業を見極める方法は?

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『教養としての投資』とは?

「投資」を知らなければ、あなたは一生「奴隷」のままだ。

これが本書のメインメッセージでした。

何とも痛烈な一言ですよね。

 

三位一体の経営』を読んだ後、「投資とは何たるか?」に強い興味を持って、片っ端から「投資」と名のつく本を読んできました。

その中で群を抜いていたのが、今からご紹介する『教養としての投資』です。

「投資を知らなければ、あなたは一生奴隷のまま」

この強烈な一言からスタートし、その後も

「なぜ人生において投資が重要か?」

「投資先をどうやって見抜けばよいか?」

…を力のこもった語り口で教えてくれました。

そんな本書の魅力に迫ってみます。

 

まずは本書を要約した「ペライチ」を見ていきます。

※要約へのこだわりが気になる方はこちらの記事をご覧ください。

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(画像をクリックすると、PDFが開きます)

本書の内容を「要約」すると、次のことが書かれていました。

  • ビジネスパーソンとして、我々は「労働者2.0」を目指す必要がある。
  • マインドセット
    労働者1.0は「他人」に働かされている一方で、労働者2.0は「自分」で働いている。
  • スキルセット
    労働者1.0は「対応」する力が必要である一方で、労働者2.0は「行動」する力が求められる。
  • 接点・人間関係
    労働者1.0は「自分の職場のみ」が接点である一方で、労働者2.0は「自社全体」「顧客」「業界」と幅広い接点を持つことになる。
  • 働き方
    労働者1.0は「単に自分の時間を売る」一方で、労働者2.0は「自分の才能を売る」働き方をする。
  • 投資に対する考え方
    労働者1.0は投資をしないが、労働者2.0はまず自己投資、次に長期投資を行う。
  • では、長期投資を行うためにはどうすればよいか?それは「構造的に強靭な企業」の条件を見極める必要がある。
  • 第一に、付加価値の高い産業を見極める必要がある。具体的には、「本当に世の中にとって必要か?」という問いに答えられる企業を探す。その企業が無くなることで、世の中にどんなインパクトがあるのか。もし深刻なインパクトがあるのだとすると、その企業の付加価値は高いといえる。
  • 第二に、圧倒的な競争優位を持っているかを見極める必要がある。具体的には、「今更その人たちの向こうを張って勝負しようだなんて、誰も思わないほど圧倒的に強いか?」を見ていく。
  • 第三に、長期的な潮流を見極める必要がある。具体的には、「今年や来年に何が流行るか?」などといった近視眼的なものではなく、「数十年後も不可逆的なトレンド」だと言い切れる変化を捉えていく。例えば、世界的な人口増加や、「長生きしたい」という欲望や、国家財政の悪化などは、長期的な潮流だといえる。

いかがでしたでしょうか。

読んでみて最初に呟いた一言は

「こんなに早く、この本と出会えてよかった!」

これにつきます。

 

おそらく、この本を手に取った人のほとんどが、同じ感想を抱くはずです。

なぜ私がそう言い切れるか。

是非この本を読んでみてください。その答えがわかるはずです。

学び

長期的視点と短期的視点のどちらを優先するか?

「長期的視点と短期的視点のどちらを優先するか?」という究極の2択に頭を悩ませる場面に出くわすことがあります。

もちろん、正解はケースバイケースで変わるのでしょう。

しかし、長期と短期どちらにするか本気で迷ったとき、私は「長期的視点」を優先して意思決定をしたいなと思っています。

やはり、「長期的に逆らいようのないトレンド」というものは確実に存在します。

目先の日々移り変わる変化を拠り所にするよりも、長期的に逆らいようのないゆっくりとしたトレンドを意思決定の根拠にしたほうが、よっぽど確実だと思います。

しかし言うは易く行うは難し。

どうしても短期的な変化に心が揺さぶられがち。

その揺さぶりに打ち勝てるかどうかが、長期的にモノを見れるかどうかの分かれ目なんだろうなと最近は感じています。

そういった胆力を鍛えるためにも、訓練だと思って、少し前から株式投資をスタートしました。

 

  • MBAの復習にもなって
  • 長期的なモノの見方も鍛えられて
  • 資産も増やすことができる(自分の眼力が正しければ)

…こんな一石三鳥の「投資」というものに出会わせてくれた『教養としての投資』には感謝しかありません。

 


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