BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

【1枚ではわからない】『人生の成功とは何か』田坂 広志

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この本で解ける疑問は?

  • 人生の成功って競争に勝つこと?
  • 人生の成功って目標を達成すること?

 

『人生の成功とは何か』って?

最近は実用的な本ばかり読んでいたので、今回は「ゆっくり、深く、何度も向き合いたいテーマ」を探してみました。

「人生の成功とは何か?」

これは誰もが、生涯向き合い続ける問いの一つでしょう。

 

ところで、【1枚ではわからない】と題していますので、もはや本ブログの方向性と矛盾していますね。

ですが、たまには矛盾したことをするのも、人間らしくて良いのでは?

そう開き直り、今回は「人生の成功とは何か?」
この問いと向き合ってみます。

 

とはいえ、一応「体裁」というものがございます。
なので、本書の「ペライチ」を描いてみました。

(BIZPERA(ビズペラ)のブランドイメージに合わせて、青基調に描いてみました。)

本書の内容を掻い摘みますと、次のことが書かれていました。

  • 人生の最期に「この人生とまったく同じ人生を、もう一度生きよ」と問われ、「然り」と答えることができるならば、「成功した人生」と言えるだろう。
  • 若い時期は、「勝者の思想」を抱いて、「競争への勝利=成功」だと信じて旅に出る。
    しかし、いつしか、「この思想が人生から喜びを奪っていること」に気がつく。
  • 同時に、自分の姿が客観視できるようになり、自分の心が見えてくる。そうして、自分が本当に辿り着きたい目的地が見えてくる。そのとき、「達成の思想」が芽生える。
    しかし、年を重ねるうち、「目的地への到着は約束されていない」…この真実を知る。
  • 同時に、目的地への歩みの中で、「成長することができた」ことに気がつく。「目的地に辿り着けるか定かではないが、力のかぎり限り成長し続けよう」と覚悟が決まる。こうした成長への歩み一つ一つが、かけがえのないものだと実感する。振り返った時に、「いい旅だった」と心から思えるようになる。

 

以上のように、要旨を抜き出してみましたが、書いていく中で気づきがありました。

「ああ、この本は、どのタイミングで読むかによって、要旨となる部分が大きく変わるな」と。

今、「勝者の思想」の限界の中で燻っているタイミングなのか。
あるいは、「達成の思想」の中で生き生きと過ごしているタイミングなのか。

こういった本は、読むたびに深い学びが得られるので、ずっと手元に置いておきたい一冊ですね。

僭越ながら、良い意味で「青臭い」。
そんな本でした。

 

学び

本書を通して次の学びを得ました。

要約に向かない本を要約する意味

今回のような本がまさに該当しますが、

  • 読み手のバックグラウンドによって、得るものが大きく変わる本
  • 文学
  • 自叙伝

…こうした本は、もしかすると、要約には向かないのかもしれません。

人によっては、「要約すべきでない」といった主張もあるでしょう。

事実、僕自身も本記事を書いていて、「この本は、一概に要約できない」と感じました。

しかし、それでも要約したのには、理由があります。

それは、「この要約は当てにならないから、実際に本を読んでみよう」と思えるきっかけを提供できるからです。

本ブログの目的は、下記事でも述べたように、あくまで「本を買う決断をスムーズにすること」です。

時間が限られている人が、本ブログの要約を読むことで、

  • この本の内容は、自分が知りたい内容と合っている。もっと深めたいから買ってみよう。
  • この本の内容は、自分が知りたい内容ではない。買わずにおこう。
  • この本の内容は、一概に要約できないはず。
    人によって解釈が大きく異なる本だから、買って読んでみないとわからないな。

…こんな感じで、次のアクションに繋げることができると、この上ないなと。

まだまだそこまでは至らない内容かもしれませんが…

 

何はともあれ、また1つ学びを得ることができました。

本書にも書かれていたように、「一日の成長」を意識して、毎日行動していきます。

明日から取れるアクション1つ

  • 一日の終わりに、「今日、何ができるようになったか?」を書き出してみる