BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。

【1枚でわかる】『無意識がわかれば人生が変わる』前野 隆司、由佐 美加子

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この本で解ける疑問は?

  • 実は「無意識のうちに、我々はある痛みを恐れている」って本当?
  • その痛みを受け入れたとき、新しい世界が見えるって本当?


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『無意識がわかれば人生が変わる』って?

最近は専ら「無意識」「習慣化」といった部分を深掘る日々です。

究極的には、「無意識」すらも操れるようになれば、人生の質が見違えるほど変わりそうですよね。

そんな厨二病心から、この本を手に取ってみました。

 

まず著者の前野氏は、以前ご紹介した『感動のメカニズム』の著者でもあります。
「うわ、そんな切り口で、感動のメカニズムを特定したんだ」と感動したのを覚えています。

 

そしてもう一人の著者である由佐氏も、これまた以前取り上げた名著『ザ・メンタルモデル』を執筆された方でもあります。

 

まずは本書の「ペライチ」を見ていきます。

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(画像をクリックすると、PDFが開きます)

お気づきの方、もうお分かりですよね。

実はこの「ペライチ」、『ザ・メンタルモデル』と同じものです。

そうです、本質的には『ザ・メンタルモデル』で語られているエッセンスがブレずに伝えられています。

 

もちろん、『ザ・メンタルモデル』にはない圧倒的な魅力が、本書『無意識がわかれば人生が変わる』には秘められています。

それは「ロジカル×本質的×わかりやすさの3拍子が揃った、前野氏と由佐氏の対談」なんです。

個人的には『ザ・メンタルモデル』を読んだ後に、この本を読んでみるとスッと理解できました。

「ああ、あの本で言っていたことの本当の意味は、そういうことだったのか」と。

『君の名は』をまず映画館で見た後、小説版を読んでより一層楽しめる感覚と似ています。

対談形式の本ってやっぱり読みやすくて深いですね。

読んだ後の感動にまだ浸っております。

学び

同じエッセンスを違う切り口で学び直すと理解が深まる

よく本に対するコメントで、次のような批判を目にします。

「書いてあること、前の本と一緒じゃん。読む価値なし」

 

個人的には、そうは思いません。

確かに、書いてある「エッセンス」は同じかもしれません。

そりゃ、同じ著者なのに、本質的なメッセージが毎回ズレていたら、それはそれで気持ち悪いですよね。

それに、1つのメッセージを違う語り口や媒体で読み直した方が、理解がグッと深まります。

 

繰り返しになりますが、映画で『君の名は』を見た後に、小説版の『君の名は』を読むと、違う発見がありますよね?

映画と小説でストーリーは一緒なはずなんです。

ただ、映像と音で感じ取るか、文章で読み取るかが異なります。

媒体を少し変えるだけで、感じ取り方が違う。

この感じ取り方のズレが、物事を一側面ではなく多面的に理解するのに役立ちます。

 

今回は少し情緒的になってしまいましたが、「同じエッセンスを違う切り口で学び直すと理解が深まる」ということを伝えたくて書いてみました。

 


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