BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

【1枚でわかる】『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』山口 周

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この本で解ける疑問は?

  • 今起こっているメガトレンドとは?
  • これから価値が高まるスキルとは?
  • 旧型の価値観と新型の価値観の違いとは?

 

『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』って?

「え、まだそんな古い考え方してるの?」

こんなことを言われると、怒りを通り過ぎて悲しいですよね。

そうならないためにも、五月雨式に世に生み出されているバズワードや新しい概念たちを、いったん整理したい。

そんな方にオススメなのが本書『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』です。

  • モノではなくコトを消費する社会
  • 限界費用ゼロ社会
  • 人生100年時代
  • VUCA

…こんなキーワードたちを整理しつつ、私たちが今どんな思考・行動様式を身につけるべきかを、本書は示してくれます。

そんな本書の「ペライチ」はこちらです。

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(画像をクリックすると、PDFが開きます)

本書の内容を掻い摘むと、次のことが書かれていました。

  • 現在我々を取り巻く環境として、「飽和するモノと枯渇する意味」「問題の希少化と正解のコモディティ化」「クソ仕事の蔓延」「社会のVUCA化」「スケールメリットの消失」「寿命の伸長と事業の短命化」の6つ。
  • これらの背景を踏まえて、オールドタイプからニュータイプへの脱皮を図るべきである。
  • ニュータイプへの脱皮のためには、「価値創造」「競争戦略」「思考法」「ワークスタイル」「キャリア戦略」「学習力」「組織マネジメント」の枠組みで、思考・行動様式を抑えておく必要がある。

ニュータイプとオールドタイプを比較すると、真逆のことが書いてありますね。

まだまだ自分もオールドタイプの行動を取っているなと、反省しております。

 

この「ペライチ」をチェックリストにして、

  • 今日はニュータイプの行動がどれだけ取れたか?
  • まだオールドタイプのままの行動はどれか?

…なんかを、定期的に振り返るのも良いかもしれませんね。

 

学び

著者の「代表作」を読む

山口周さんの本をたくさん読んでいる方はもうお気づきかもしれませんが、本書には、これまでの著者の作品のエッセンスが詰まっています。

 

例えば「キャリア戦略」。

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これは、タイトルからもわかる通り『天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論』のエッセンスが凝縮されています。

 

次に、「学習力」。

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ここには、複数のエッセンスが詰まっています。

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」

知的戦闘力を高める 独学の技法

 

最後に、「組織マネジメント」。

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ここは『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか』の主張が骨子になっています。

 

以上を踏まえると、本書『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』は、

  • 山口周さんの本を読んだことがある人にとっては、これまでの総復習をできる内容であり、
  • 山口周さんの本を初めて読む人にとっては、これまでの著者のエッセンスをまとめてキャッチアップできる内容

…といえます。

 

だいぶ周りくどくなりましたが、「この本、すごくオススメですよ」と伝えたかったのです。

 

複数本を出版されている著者の本を読む際は、その著者の意見を総まとめした「代表作」を読むといいかもしれませんね。

山口周さんなら、『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』。

赤羽雄二さんなら、『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 』。

大前研一さんなら、『企業参謀―戦略的思考とはなにか』。

明日から取れるアクション1つ

  • 本を選ぶときは、その著者の「代表作はどれか?」を探すようにする