BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

【1枚でわかる】『吾人の任務』堀 義人

f:id:logichan:20190524082436j:plainこの本で解ける疑問は?

  • 自分で考え、「自分が為すべきこと」を模索するプロセスとは?
  • 「自分が為すべきこと」に向かってひた走るためには?
  • そもそも、自叙伝を読む利点って?

 

『吾人の任務』って?

実はこれまで、「自叙伝」的な本は避けていました。

というのも、「他人の成功話」をそれほど信用していなかったからです。

なぜ「他人の成功話」を信用していなかったか。
それは、美化されていることが多いからです。

その最たる例が、就職活動の「自己PR」じゃないですか。
相手に伝わるよう、相手に「採用」という意思決定をしてもらえるよう、情報を美化=加工するわけです。
もちろん、私も例外ではありません。

 

…と思っていましたが、「食わず嫌い」で避けてばかりでは、己の見識を拡げることはできません。
「何となく嫌」なものに取り組んだ結果、「あれ、いいじゃん。もう一回やろう」となるケースも少なくありません。

ということで、『吾人の任務』という本を読んでみました。

 

結論、読んでみて、たくさんの学びがありました。

 

まず、この本は、ただツラツラと「成功話」が書かれている本ではありません。
著者が「見て、聞いて、感じたもの(マイナス要素もプラス要素も)」がそのまま書かれていました。

失敗話や苦労話、紆余曲折する話や、やっと小さな成功をおさめた話など、ただただ「ありのまま」に記述されているわけです。

こうした「等身大なストーリー」が共感を呼ぶんでしょうね。

 

では、本題に入ります。
自叙伝を「ペライチ」にすべきなのか?できるのか?…と色々悩みましたが、
あくまで「自分にとっての学びをストックすること」が目的なので、思い切って作ってみました。

図1をご覧ください。

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図1

図1の整理の仕方から見て取れるように、本書のキーフレーズは「可能性を信じる」という信念だと解釈してみました。

起業の決意しかり、企業理念としてのグロービスウェイの策定しかり、社会認知型ビジネススクールへの挑戦しかり、すべては「可能性を信じる」が起点になっていそうですね。

可能性を信じながら、挑戦を重ねて、紆余曲折を繰り返す。
このサイクルこそが、「自分が為すべきこと」を見つける一番の近道なのかもしれません。

 

学び

本書を通して、次の問いが生まれました。

では、「可能性を信じる」ためには?

繰り返しになりますが、著者の堀さん曰はく「起業している人としていない人を分けるのは、可能性を信じるという信念」です。

これには納得感があります。

では、「可能性を信じれる人と、信じれない人の差」はどこにあるのでしょうか?

(スキルセット)×(ナレッジセット)×(マインドセット)の枠組みで考えてみます。

スキルセットの観点からは、「能力が足りないから、可能性を信じるまでに至れない」というケースが考えられます。これは学びの習慣を持って、継続的にスキルアップを図ることができれば解決できそうです。(まあ、それが難しいのですが…)

ナレッジセットの観点も同様です。

では、マインドセットの観点からはどうでしょう?

「能力も知識も人一倍あるのに、可能性を信じれない」となると、原因は自己肯定感の低さにあるのでしょうか?

だとすると、「可能性を信じれるようになるために、自己肯定感を高めるには?」が論点となります。

うーん、難しいテーマです。おそらく「承認」「小さな成功体験」「最初は無理だと思ったけど、やればできちゃった体験」あたりがキーワードになる予感はしていますが、めちゃくちゃ思考が浅いですね。

明日から取れるアクション1つ

  • モチベーション理論の本を読んで「自己肯定感を高めるには?」「可能性を信じれるようになるために、そもそも自己肯定感が解くべき論点なのか?」に答えを出してみる