BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社を経て、経営大学院に勤務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

【1枚でわかる】『Joy at Work(ジョイ・アット・ワーク)』近藤 麻理恵、スコット・ソネンシェイン

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この本で解ける疑問は?

  • 取っ散らかった人生を綺麗に整理整頓するには?
  • チーム・人脈・会議も片づけできるって本当?

 

『Joy at Work(ジョイ・アット・ワーク)』って?

「こんまりさん」

この愛称を聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

そう、Amazonで1000以上のレビューがついた『人生がときめく片づけの魔法』の著者、近藤 麻理恵氏です。

 

ついに、待ちに待った新刊が発売されました。

タイトルは『Joy at Work(ジョイ・アット・ワーク)

家の掃除に限らず、片づけの本質は働き方にも転用できるのだと、つくづく思い知らされました。

よりシンプルでときめく人生を彩るために、片づけのエッセンスは、仕事や暮らしの隅々まで活用できる。この本を読むと、その術を知ることができます。

 

では、本書の「ペライチ」を見ていきます。

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(画像をクリックすると、PDFが開きます)

本書の内容を「要約」すると、次のことが書かれていました。

  • 仕事場はもちろん、デジタルデータや時間、決断、人脈、会議など、物理的にも非物理的にも、あらゆるものを片づけることで、ときめく働き方を手に入れることができる。
  • なぜ片づけが必要なのか?その理由は3つある。
  • 第一に、散らかっていることで、気が散って、ストレスが感じられ、判断力が落ちて、不安感がつのり、不幸のデパート状態になるからである。
  • 第二に、仕事場が片づいていると、周りから「人柄がよい」「仕事ができる」とみられる⇒セルフイメージが高まる⇒やる気が上がって仕事が頑張れるからである。
  • 第三に、片づけを通して、仕事の目的や理想の働き方など「自分の価値観」を知ることができるからである。
  • では、どうやって片づけるのか?「仕事場」「デジタルデータ」「時間」「決断」「人脈」「会議」「チーム」それぞれのメソッドをおさえておく必要がある。
  • 「仕事場」の片づけ
    ★「本⇒書類⇒小物⇒思い出品」の順番で片づける
    ★片づけるカテゴリーに該当するモノを収納から全て出し、1か所に集めるところからスタートする
  • 「デジタルデータ」の片づけ
    ★「仕事のためにこのデータは必要か?」「このデータは、将来の仕事のための手がかりや発想を与えてくれるか?」「このデータにときめきを感じるか?」の3つの質問で、データを残すかどうかを決める
  • 「時間」の片づけ
    ★「このタスクは自分が働く上で続ける必要があるか?」「このタスクは昇給やスキルアップにつながるか?」「このタスクにときめきを感じるか?」の3つの質問で、タスクを断捨離して時間を捻出する
  • 「決断」の片づけ
    ★低リスクの決断は自動化・省力化する
    ★決断にかける時間を制限して、完璧主義に陥るのを避ける
  • 「人脈」の片づけ
    ★私たちが管理できる有意義なつながりは150が限界だと心得る
    ★「互いに相手を本気で心配しあい、学び合える関係」を大切にする
  • 「会議」の片づけ
    ★「会議に参加する人ほど重要人物である」という考えを捨てる
    ★会議の時間を短く設定して、適度なプレッシャーを演出する
  • 「チーム」の片づけ
    ★チームが大きすぎる(9人以上)と思ったら、少人数のワーキンググループに分ける
    ★チームの目的とメンバーの役割を明確にする

いかがでしたでしょうか?

片づけのエッセンスは仕事のあらゆる場面で応用できるのだと痛感させられますよね。

本の書きっぷりも、理路整然と、無駄なく整っているので、本当に読みやすいです。

「仕事の中に余白がほしい」と思っている方は、是非この本を読んでみてはいかがでしょうか。オススメですよ!

学び

片づけとは「Will度×Must度による分類わけと断捨離」ではないか?

この本を読んでいて気づいたのですが、片づけの本質は「分類わけと優先順位づけ」ではないでしょうか?

そう考えると、家事だろうが仕事だろうが、あらゆる物事に「片づけ」の枠組みが適用できます。

この本を読みながら、片づけというのは、Will度×Must度のマトリクスに当てはめて、分類わけなり断捨離を行うのだと思います。

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  • Will度というのは、自分がどれくらい「ときめくか」です。
    本書でも何度も「ときめくか」を自問自答することが大事だと記されていました。要は、周りの目は差し置いて、「自分が本心からやりたいことかどうか」のレベルを指します。
  • Must度というのは、仕事の中でどうしても「やらなければならない」度合いのことです。これは、周りからの期待値が影響します。

この2点のマトリクスで、モノ・人・時間などを分類していって、のこすか捨てるかを意思決定していく。

それこそが片づけの醍醐味だと、『Joy at Work(ジョイ・アット・ワーク)』を読んで気づかされました。

良書との出会いに感謝です。