BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社に勤務。ホワイトでスマートに働くコンサルを目指していたが、最近は激務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

「最小限の情報収集の術」を紹介!現役コンサルによる就活の論点設定-第7回-

前回に引き続き、就活の論点「第7回」を書いて参ります。

今回の論点は「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」です。

★就活の攻略法を丸ごと知りたい方はこちら★

【保存版】就活の論点-攻略法総まとめ-(全10記事+図解で解説) -

 

前回の振り返り

  • 「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」に答えるためには、まず、自分が「どういう手段でゴールを達成してきたか」を考える
  • 次に、「これまで」のゴール達成の手順を書き出す
  • その後、「これから」のゴール達成の手順を書き出す
  • 最後に、「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の答えに加工する

前回の話が気になる方は、こちらをご覧ください。

「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の攻略法!現役コンサルによる就活の論点設定-第6回-

今回の解いていく論点

赤字の論点を解いてまいります。

  • なんのために就活をやるのか(Why編)…第1回
  • 就活において答えを出すべき論点はなにか(What編)
    • 5つの論点と解く順番…第2回
    • 「なぜしたいのか?」の解き方…第3回
    • 「なぜあなたを採用しないといけないのか?(=強みは?)」の解き方…第4回
    • 「なにをしたいのか?」の解き方…第5回
    • 「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の解き方…第6回
  • 得た答えを使った試合運び(How編)
    • 最小限の情報収集の術…第7回
    • 企業への発表~志望動機~…第8回
    • 企業への発表~自己PR~…第9回
    • 企業への発表~面接~…第10回

論点:「最小限の情報収集の術」とは?

なぜ情報収集が必要か?

就活の情報収集と聞くと、何を思い浮かべますか?

業界地図を読む、四季報を読む、企業のHPや採用ページを見る、合同説明会に出てみるなど様々な方法があります。

では、なぜそのような情報収集が必要なのでしょうか?
図1をご覧ください。

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図1「最小限の情報収集の位置づけ」

図1にも示しているとおり、就活における情報収集を行う目的は

  • 今まで何度も扱ってきた「5つの問い」に答えるため

  • その「5つの問い」に答えを、企業に発表するため

…この2点です。

よく「目標や出したいアウトプットから逆算して考えろ」って言われますよね?
それと同じです。

最終的なアウトプットである「企業への発表」、すなわち、エントリーシートや面接を見据える。

次に、この「企業への発表」を行うために、「5つの問い」を設定する。

この「5つの問い」に答えを出すための材料として、情報収集を行う。

…という感じで逆算すると、情報収集を「最小限」にできます。

 

目的別「最小限の情報収集の術」

先ほど、「5つの問いに答えを出すために、情報収集を行う」といいました。
ただ、厳密に言うと、5つの問いの中でも、ここで述べる情報収集が関係する問いは、次の2つだけなんです。

それは「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の2点です。
図2をご覧ください。

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図2「目的別の情報収集」

まず「なぜこの業界か?」に答えるためには、

  • 業界地図

  • 企業のHP

…を使います。

 

次に「なぜこの企業か?」に答えるためには、他の就活生が知っている情報は最低限集める必要があります。
そのためにも、

  • 企業のHP

  • 合同説明会

  • 会社単独の説明会

…には参加する必要があります。

また、「自分にだけ必要な情報」を掴んで、周囲と差をつけるためにも、

  • OBOG訪問

…も必要に応じて行います。

 

次に、順番に注意点を説明します。

業界地図
  • 業界の情報を俯瞰的に見れる

  • 業界をざっくり絞るために使用

  • 著者による「コメント」は主観が多分に含まれているので注意

企業のHP
  • 業界を絞ってから見る

  • 自分の夢や目標と一致するような仕事内容、方向性、ビジョンを持っているか見る(HPの情報を知らない=選考の土俵に立つ気すらないと思われてしまう)

  • ただし、基本「良いこと」しか書かれていないので、多少の疑いの目は持っておく

合同説明会
  • 興味が薄い業界を回る(「食わず嫌い」を克服する)のに効率が良い

  • 目的意識もなく「ただ参加する」は絶対にアウト

会社単独の説明会
  • HPには載っていない情報をゲットしに行く

  • そのために必ず「聞きたいこと」を用意していく

  • 社員から名刺をゲットできる可能性あり
    (合同説明会と比べて時間に余裕があるため)

OBOG訪問
  • 「会社や社員が大事にしている価値観≒自分が大事にしている価値観」かどうかを確かめに行く
    (質問として「あなたにとっての、仕事の成功の定義とは何ですか?」と聞いてみると、相手の価値観を知るヒントになります)

(参考)学生もVorkers使えるみたい

参考情報として、Vorkers(会社版食べログ)の情報も、見てみると面白いです。
食べログのように、必ずしも3.5以上だから美味しいとは限りませんが…。

https://www.vorkers.com/student_program.php

まとめ

  • 就活における情報収集の目的は、「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の答えを出すこと

  • 目的別に、「業界地図」「企業のHP」「合同説明会」「会社単独の説明会」「OBOG訪問」などの情報収集の方法を使い分ける

次回は、「企業への発表~志望動機~」を扱います。

その志望動機、30秒で伝わる?現役コンサルによる就活の論点設定-第8回-