BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社に勤務。ホワイトでスマートに働くコンサルを目指していたが、最近は激務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の攻略法!現役コンサルによる就活の論点設定-第6回-

前回に引き続き、就活の論点「第6回」を書いて参ります。

今回の論点は「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」です。

★就活の攻略法を丸ごと知りたい方はこちら★

【保存版】就活の論点-攻略法総まとめ-(全10記事+図解で解説) -

 

前回の振り返り

  • まず、「なにをしたいか?」に答えるためには、まず行動のメカニズムの「結果」に注目する

  • 次に、「未来にやりたいことは、過去や現在の延長線上にある」ので、
    未来にやりたいことのヒントを得るために、過去や現在での「行動の結果得られた感動」を書き出してみる

  • 最後は、過去の感動した経験を並べる→一言でまとめる→未来のやりたいことに当てはめるというサイクルをいかにたくさん回すかにかかっている

前回の話が気になる方は、こちらをご覧ください。

「なにをしたいのか?」を攻略!現役コンサルによる就活の論点設定-第5回-

今回の解いていく論点

赤字の論点を解いてまいります。

  • なんのために就活をやるのか(Why編)…第1回
  • 就活において答えを出すべき論点はなにか(What編)
    • 5つの論点と解く順番…第2回
    • 「なぜしたいのか?」の解き方…第3回
    • 「なぜあなたを採用しないといけないのか?(=強みは?)」の解き方…第4回
    • 「なにをしたいのか?」の解き方…第5回
    • 「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の解き方…第6回
  • 得た答えを使った試合運び(How編)
    • 最小限の情報収集の術…第7回
    • 企業への発表~志望動機~…第8回
    • 企業への発表~自己PR~…第9回
    • 企業への発表~面接~…第10回

論点:「なぜこの業界か」「なぜこの企業か」の解き方

第1段階:自分が「どういう手段でゴールを達成してきたか」を考える

シンプルに考えて、自分がこれまで「ゴールを達成するために取ってきた手段」を取れる業界・企業を探すのが手っ取り早いと思いませんか?

逆に言うと、自分がゴールを達成するための手段が取れない業界・企業には入りたくないですよね?

では、どうやって「ゴールを達成するために取ってきた手段」を考えるか。
図1をご覧ください。

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図1「ゴールを達成するために取ってきた手段」

私の場合は、まずゴールとして

  • 「人の志の実現に寄り添う存在になりたい」

…を掲げています。

※あれ?どうやってゴール=やりたいことを考えるんだっけ?と思った方は、前回の現役コンサルによる就活の論点設定-第5回-「なにをしたいのか?」に答えるためにやるべきことをご覧ください。

次に、ゴールを達成するための手段を書き出します。
私の場合は、図1にあるように、

  • A:志を持った人が集まる環境に身を置く
  • B:がむしゃらに相手の役に立つ知識を吸収する
  • C:「これでもか」というくらい参謀として動き回る

…の3つの手段を書き出してみました。

これで第1段階クリアです。

第2段階:「これまで」のゴール達成の手順を書き出す

次は、大学時代までの経験で、「どのようにゴールを達成してきたか」の手順を書き出します。
図2をご覧ください。

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図2「これまでのゴール達成の手順」

私の場合は、次のように書き出しました。

A:志を持った人が集まる環境に身を置く

  • ネパールへ強い問題意識や志を持つメンバーが多い国際協力学生団体に入る

  • ネパール現地で熱い想いを持つ教師たちと仲良くなる

B:がむしゃらに相手の役に立つ知識を吸収する

  • ネパールの教育環境改善のために、読書が生徒に及ぼす効果について、本や有識者を通して学習

C:「これでもか」というくらい参謀として動き回る

  • ネパールの教師と共に、読み聞かせ/図書館の重要性を、現地学校に説いて回る

  • 現地の意識を変えることに成功。一緒に動いた教師から感謝の言葉をもらった

…これで第2段階も完了です。

 

第3段階:「これから」のゴール達成の手順を書き出す

次は、2段階で明らかにした「これまでのゴール達成の手順」と照らし合わせながら、「これからのゴール達成の手順」を書き出します。
図3をご覧ください。

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図3「これからのゴール達成の手順」

私の場合は、次のように書き出しました。

A:志を持った人が集まる環境に身を置く

  • コンサル業界は、自社に強い問題意識を持つお客様を相手にできる

  • 〇〇社は、仕事を志を持って楽しむ人でいっぱいだ

B:がむしゃらに相手の役に立つ知識を吸収する

  • コンサル業界は、短期間で多種多様な業界や業務の知識を詰め込む厳しい環境である

C:「これでもか」というくらい参謀として動き回る

  • コンサル業界は、プロフェッショナルとして、常にお客様の期待を超えた参謀的動きが求められる

…これで第3段階も完了です。

なお、「業界や企業の情報は、どうやって集めればいいの?」と疑問に思われた方もいらっしゃると思います。

この「業界や企業の情報の集め方」については、第7回で扱います。

第4段階:「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の答えに加工する

次に、「これからのゴール達成の手順」のキーワードを拾い上げて、就活の論点「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の答えへと近づけていきます。
図4をご覧ください。

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図4「なぜこの業界か?なぜこの企業か?の答えづくり」

私の場合、第3段階のキーワード(太線黒字)を拾い上げながら、次のように書き出してみました。

なぜこの業界か?

  • 問題意識を持つ企業に対して、参謀として貢献できるから

  • また、他の業界よりも、コンサル業界の方が、IT・マーケティング・営業・人事など、幅広く企業のサポートができるから

なぜこの企業か?

  • 特に〇〇社の、大変な仕事でも楽しみながら挑戦し続ける人の雰囲気に惹かれた

…これで第4段階も完了です。
イメージは湧きましたでしょうか?

 

こうして、「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」に答え直すと図5のようになります。

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図5「5つの問い」

まとめ

  • 「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」に答えるためには、まず、自分が「どういう手段でゴールを達成してきたか」を考える
  • 次に、「これまで」のゴール達成の手順を書き出す
  • その後、「これから」のゴール達成の手順を書き出す
  • 最後に、「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の答えに加工する

次は、「最小限の情報収集の術」についてお伝えします。