BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社に勤務。ホワイトでスマートに働くコンサルを目指していたが、最近は激務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

「なにをしたいのか?」を攻略!現役コンサルによる就活の論点設定-第5回-

前回に引き続き、就活の論点「第5回」を書いて参ります。

今回の論点は「なにをしたいのか?」です。

★就活の攻略法を丸ごと知りたい方はこちら★

【保存版】就活の論点-攻略法総まとめ-(全10記事+図解で解説) -

 

前回の振り返り

  • なぜあなたを採用しないといけないのか?に答えるために、「強み」を明らかにする必要がある
  • しかし、強みはスキル・実績を述べるのではなく、再現性のある行動=無意識に取っている行動を説明する必要がある
  • そうした強みと特定するためには、本やネットでヒントを得て、具体と抽象を行ったり来たりしながら言語化していく方法がおすすめ

前回の話が気になる方は、こちらをご覧ください。

「なぜあなたを採用しないといけないのか?(=強みは?)」を攻略!現役コンサルによる就活の論点設定-第4回-

今回の解いていく論点

赤字の論点を解いてまいります。

  • なんのために就活をやるのか(Why編)…第1回
  • 就活において答えを出すべき論点はなにか(What編)
    • 5つの論点と解く順番…第2回
    • 「なぜしたいのか?」の解き方…第3回
    • 「なぜあなたを採用しないといけないのか?(=強みは?)」の解き方…第4回
    • 「なにをしたいのか?」の解き方…第5回
    • 「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の解き方…第6回
  • 得た答えを使った試合運び(How編)
    • 最小限の情報収集の術…第7回
    • 企業への発表~志望動機~…第8回
    • 企業への発表~自己PR~…第9回
    • 企業への発表~面接~…第10回

論点:なにをしたいのか?の解き方

行動のメカニズムの「結果」に着目する

まずは、くどいようですが、図1「行動のメカニズムと問いの関係」をご覧ください。

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図1「行動のメカニズムと問いの関係」

今回明らかにしようとしているのは、「なにをしたいか?」という問いです。
この問いと関連するものが、「結果」つまり「行動して、達成や実現ができたこと」です。

では、この「結果」をどのように整理していけばよいのでしょうか?

未来の「やりたいこと」のヒントは過去にある

そこで、いきなりですが、図2をご覧ください。
※私が大学時代のころに書いた図なので、「現在=大学時代」として読んでください。

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図2「行動の結果と、もたらす影響」

図2が表しているのは、過去や現在について「行動した結果、なにが得られたか」を書いています。

そして、その「行動した結果」の影響度を下に書いています。

この「影響」というものは、「過去から未来に進むにつれて巻き込む人数が多くなったり、責任が大きくなったりするもの」なので、時間軸が進むにつれて、影響度の面積が大きくなっています。

この図で言いたいことは、「影響度に差はあれど、過去も現在も未来も、得たい結果はそんなに変わらない」ということです。

 

例えば、次の2つのエピソードについて。

  • 過去のラグビー部では、ラグビーの練習案や戦略を提案して、頑張っている部員に喜んでもらえたことが嬉しかった。

  • 次に、現在に書いてある国際協力の話では、頑張っている部員やネパール人教師をサポートして、感謝されたことが嬉しかった。

この2つ、なんだかやっていることが似ていますよね。

「頑張っている=志のある人の支援」という共通項が抜き出せます。

この共通項の延長線上に、未来の「やりたいこと」が見つかることが多々あります。

 

ここでは、「未来にやりたいことは、過去や現在の延長線上にある」ということだけ覚えていただければ大丈夫です。

では、「未来にやりたいこと」をどう導きだせばよいのでしょうか?

 

「過去の感動した経験を並べる→一言でまとめる→未来のやりたいことに当てはめる」を根気強く繰り返す

ここも泥臭いですが、「具体→抽象→具体」のサイクルをひたすら回して、思考と言葉を深化させる必要があります。
図3をご覧ください。

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図3「やりたいことの言語化手法」

 

  • まず、行動した結果得られた「過去に感動した経験」について、左端に箇条書きで書き出します。(具体)

  • 次に、箇条書きで書いた経験から「共通項」を抜き出して、やりたいことを一言にまとめてみてください。(抽象)

  • 今度は、その1フレーズが実現できそうな職業に照らし合わせて、「未来にやりたいこと」を書き出します。(具体)

  • その後、書き出した「未来にやりたいこと」を、一言にまとめてみてください。(抽象)

…と、以上のサイクルを回し続けることで、「なにをしたいか?」の答えがどんどんシャープに、クリアになっていきます。

こうして、「なにをしたいか?」に答え直すと図4のようになります。

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図4「5つの問い」

まとめ

  • まず、「なにをしたいか?」に答えるためには、まず行動のメカニズムの「結果」に注目する

  • 次に、「未来にやりたいことは、過去や現在の延長線上にある」ので、
    未来にやりたいことのヒントを得るために、過去や現在での「行動の結果得られた感動」を書き出してみる

  • 最後は、過去の感動した経験を並べる→一言でまとめる→未来のやりたいことに当てはめるというサイクルをいかにたくさん回すかにかかっている

次は、「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の答え方を詳しく見ていきます。

「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の攻略法!現役コンサルによる就活の論点設定-第6回-