BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社に勤務。ホワイトでスマートに働くコンサルを目指していたが、最近は激務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

「就活で答えるべき問いと解く順番」を知る!現役コンサルによる就活の論点設定-第2回-

【番外編】として、就活の論点設定「第2回」を書いて参ります。

いつもの【読書日記】を楽しみにされていた方は、申し訳ありません…。

★就活の攻略法を丸ごと知りたい方はこちら★

【保存版】就活の論点-攻略法総まとめ-(全10記事+図解で解説) -

 

前回の振り返り

  • なんのために就活をやるのか?の答えは自分の頭で考える準備体操を行い、新しいスタートラインに立つため
  • スタートラインに立つとは、思考したうえで、自分がこれだ!と思える選択肢が、確立できている状態を指す

前回の話が気になる方は、こちらをご覧ください。

「就活の目的は?」この質問、答えられますか?現役コンサルによる就活の論点設定-第1回-

今回の解いていく論点

赤字の論点を解いてまいります。

  • なんのために就活をやるのか(Why編)…第1回
  • 就活において答えを出すべき論点はなにか(What編)
    • 5つの論点と解く順番…第2回
    • 「なぜしたいのか?」の解き方…第3回
    • 「なぜあなたを採用しないといけないのか?(=強みは?)」の解き方…第4回
    • 「なにをしたいのか?」の解き方…第5回
    • 「なぜこの業界か?」「なぜこの企業か?」の解き方…第6回
  • 得た答えを使った試合運び(How編)
    • 最小限の情報収集の術…第7回
    • 企業への発表~志望動機~…第8回
    • 企業への発表~自己PR~…第9回
    • 企業への発表~面接~…第10回

論点:就活において答えを出すべき論点はなにか

就活の最終的なアウトプットは、ざっくりまとめると、志望動機と自己PRに集約されると考えます。
企業側は「あなたが、入社後も辞めないかどうか」を知るために志望動機を聞きますし、「あなたが、入社して活躍してくれるか」を知るために自己PRを聞きます。

こう言うと、「志望動機と自己PR以外にも、面接で聞かれる質問はたくさんあるじゃないか」という反論が飛んできそうです。
例えば「好きな色を答えてください」という意図が汲み取りかねる質問は、一見、志望動機や自己PRのどちらでもなさそうです。

しかし、この「好きな色を答えてください」という質問はなんのために聞いているのだろう?と考えてみると、「臨機応変に対応する力」を探っているのでは?と仮説が立ちます。

「臨機応変に対応する力」をなぜ探っているかというと、「あなたが、入社して活躍してくれるか」を判断するために聞いています。
この仮定が正しいとすると、「好きな色を答えてください」は、自己PRと同じ目的の質問だとわかります。

以上のように、就活で出会う様々なワークシートや質問は、志望動機や自己PRにつながっていることがほとんどです。

では、この志望動機と自己PRを明らかにするためには、どうすればいいか。

ここで、本記事のメインテーマである、5つの論点を紹介します。

  1. なにをしたいか?
  2. なぜしたいか?
  3. なぜこの業界か?
  4. なぜこの会社か?
  5. なぜあなたを採用しないといけないのか?

1~4の答えが志望動機、5の答えが自己PRに直結してきます。

ここで答えるべき論点がわかったとして、次に気になるのは、その「解く順番」だと思います。

 

論点:5つの論点はどの順番で解くか

「絶対にこの順番」というわけではありませんが、おすすめの順番はあります。

まず、「なぜこの業界か?」「なぜこの会社か?」の論点は後回しでよいでしょう。
なぜならば、「なにがしたいか?」の答えに左右されるからです。

よって、「なにをしたいか?」「なぜしたいか?」「なぜあなたを採用しないといけないのか?」から解いていきます。

この3つの問いに答えるためには、行動のメカニズムを知っておく必要があります。

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図1「行動のメカニズムと問いの関係」

図1では、人は「原動力で動き始める→行動する→結果が出る→感情を得る(幸せ感だとベスト)」という流れで動いている、と仮定しています。

ざっくり用語を確認すると、次のとおりです。

  • 原動力:自分が徹底的に(時間を忘れて集中するくらい)動きたいと思えるきっかけ
  • 行動:自分のゴールや夢を実現するために、自分が無意識に取っている行動
  • 結果:行動して、達成・実現できたこと

そして、原動力、行動、結果の3つは、それぞれ

  • 原動力:「なぜしたいか?」の答え
  • 行動:「なぜあなたを採用しないといけないのか?」の答え
  • 結果:「なにをしたいか?」の答え

…とそれぞれ関係しています。

ここまでで、「ん?ここでいう"行動"が、"なぜあなたを採用しないといけないのか"という問いと関係しているのは、どうして?」「"結果"="なにをしたいか?の答え"とはどういうこと?」と、疑問に思う箇所がいくつかあるはずです。

この疑問については、第4回、第5回でそれぞれお答えします。

ここでは、あくまで「解く順番は?」という論点にフォーカスします。

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図2「解く順番」

図2のとおり、最初に解いたほうがよい論点は、「なぜしたいか?」です。
つまり、先に、自分にとっての「原動力」を明らかにしておいたほうがよいです。

なぜならば、図2でも示したとおり、行動→結果→幸せ感の始まりは「原動力」だからです。

自分にとっての「原動力」がずれると、行動がずれる。取った行動がずれると、得られる結果がずれる。結果がずれると、幸せ感が得られない…とドミノ倒しになってしまいます。

そうならないためにも、「原動力」を突き止めるために、「なぜしたいか?」の問いを先に考えておいた方がよいです。

まとめ

  • 就活を通して答えるべき論点は全部で5つに集約される
  • その中でも、まず最初に「なぜしたいか?」という論点と向きあい、自分の原動力を突き止めた方がよい

以上、長くなりましたが、「就活において答えを出すべき論点はなにか?」「5つの論点はどの順番で解くか」を考えていきました。

次回は、自分にとっての原動力を突き止めるための論点、「なぜしたいか?」に向き合います。

「なぜやりたいか?」を攻略!現役コンサルによる就活の論点設定-第3回-