BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

外資系コンサルティング会社に勤務。ホワイトでスマートに働くコンサルを目指していたが、最近は激務。地元九州への隠居を細々と構想中。書評?感想?読書日記をロジカルに書いていきます。夢は大きく、「ビジネス書コンシェルジュ」になれるよう、頑張ります。

アフィリエイトブログのKPI(PV数・CVRやら)をガチ因数分解してみた

今回はブログ素人ながら、現役外資コンサルの意地をかけて、アフィリエイトブログKPIの因数分解に挑戦します。

 

はじめに

対象とする読者

  • ブログの「どの数字」を上げればいいか悩んでいる方
  • CVRを上げる施策を検討している方
  • アフィリエイトブログの収益構造を「全体観」をもって把握したい方

本記事の目的

この記事の目的は次のとおりです。

  • 自分自身、「どうやって読書日記としての本ブログの価値を上げていくか」の作戦をロジカルに練りたかったため
  • 同じように、ブログの価値を上げるべく尽力されているブロガーの方に、少しでも貢献しようと思ったため

以上の目的から、本記事は【番外編】として取り扱います。
この【番外編】の内容を検討することで、本来の「読書日記」としての価値を上げることにもつながると思います。

いつも「読書日記」を楽しみにされていた方は(もし、いらっしゃったら…)、すみません。

 

なお、「ブログ初心者の助言なんて、あてになるのか?」という不安を持たれる方もいらっしゃると思います。

「安心材料」になるかわかりませんが、一応、コンサルとしてデジタルマーケティングのKPI設計なんかをやった経験もあるので、そんなに「妥当性」は低くないかと思います。

使う用語の説明

  • アフィリエイト:「成果報酬型広告」を意味します。
    例えば、このブログを見る→本がほしいと思う→このブログ内のAmazonや楽天のリンクをクリックする→本を購入する
    …ということになれば、本の価格×数%が「成果報酬」として、ブログ管理者の手元にお金が入ります。
  • PV数:Page Viewの略で、「ページの表示回数」を意味します。
  • CVR:Conversion Rateの略で、「顧客に転換した率」を意味します。
    例えば、「読者がこのブログを見て、本を購入する確率」のことです。

 

アフィリエイトブログの数値因数分解

いよいよ本題に入ります。

「売上」の分解

まず因数分解において「どの数字をトップに据えるか」を考えます。

ここでは、「アフィリエイトブログ」を扱いますので、「売上」をトップに据えてみます。

「売上=単価×数量」なので、ブログっぽく示すと、図1のように分解されます。

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図1

ちなみに、本ブログは、本の値段は関係なく「私が読者にすすめたい本」を紹介するのが目的なので、この「単価」という変数は無視します。

逆に、「クレジットカード」「不動産」「車」のような「高単価」な商品を扱う方は、この「単価」という変数は重要視する必要があるでしょう。

「買われた数」の分解

では、「買われた数」はどのように分解できるかというと、図2をご覧ください。

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図2

この「買われた数」は、「リンクのクリック数=ブログ内になる商品のリンクがクリックされた数」に「買われた率=クリックしてそのまま購入まで至った確率」を掛けた数です。

先述のCVR(顧客に転換した率)ですが、本ブログでは、この「買われた率」をCVRとして扱います。

「リンクのクリック数」の分解

では、「リンクのクリック数」とは何で決まるのでしょうか?
図3をご覧ください。

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図3

この「リンクのクリック数」は、「PV=ブログのページが表示された回数」に「クリック率:商品のリンクがクリックされる確率」を掛けた数です。

まず「クリック率」を上げるためには、リンクの配置や、リンクの数などを調整しないといけません。

リンクの配置がわかりづらいと、読者はクリックしてくれません。
一方で、「クリックしてほしい」という思いから、リンクの数を増やし過ぎると「うっとうしい」と思われて、クリック率は下がってしまいます。

「PV」の分解

では、「PV」はどのような要素で構成されるのでしょうか?
図4をご覧ください。

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図4

この「PV」は「訪問回数=ページにアクセスされた回数」と「訪問1回あたりページ遷移数=訪問した際に何ページ見たか」を掛けた数です。

「訪問1回あたりページ遷移数」を増やすためには、リンクを辿っていけるような仕組が必要です。

例えば、図5のようにタグづけやカテゴリー分けをしておくと、

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図5

図6のように、同じカテゴリーの記事を読んでもらえる可能性があります。

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図6

「訪問回数」の分解

では、「訪問回数」はどのように分解できるでしょうか?
図7をご覧ください。

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図7

この「訪問回数」は「新規訪問回数=新しくこのブログを訪れてくれた回数」と「リピート訪問回数=再度このブログを訪れてくれた回数」を足したものです。

「新規訪問回数」「リピート訪問回数」を増やすためには、これらの数字がどのように構成されるかを知る必要があります。
図8をご覧ください。

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図8

「新規訪問回数」の分解

まず、「新規訪問回数」は「検索による訪問数」「SNSからの訪問数」「紹介による訪問数」に分けられます。

  • 「検索による訪問数」を増やすためには、Googleによるブログの評価を上げて、検索結果の上位に表示してもらう必要があります。
    そのためには、記事をたくさん書いて「信用できるブログ」にする、検索キーワードを意図的に盛り込んだ記事を書く、などの工夫が必要です。

  • 「SNSによる訪問数」を増やすためには、書いた記事を、TwitterやFacebookなどで宣伝する必要があります。
    宣伝用のTwitterアカウントを作って、記事を書いたらツイートするなどのアクションが考えられます。

  • 「紹介による訪問数」を増やすためには、ブログを友人や、他のブロガーに告知するなど、自分が持つ「ネットワーク」が重要になります。
    例えば、他のブロガーの読者になり、次第に自分のブログも読んでもらう。
    そうして自分のブログを気に入ってもらえたら、そのブロガーの記事に、自分のブログへのリンクを貼ってもらうなど…
    周囲の協力を得る必要があります。

「リピート訪問回数」の分解

次に、「リピート訪問回数」は「リピート率」と「既存訪問者数」を掛け合わせた数です。

ここでは「リピート率」がカギになります。

リピート率を増やすためには、「もう一度、記事を読みにきたい」と思ってもらえるように、記事の「質」にこだわる必要があります。

記事の「質」を分析するためには、「読了率」や「ページへの滞在時間」を見ることをおすすめします。
「読者が最後まで読みたいと思ってくれる記事」なのか「最後まで読む価値がない記事」なのかがハッキリするからです。

以上がブログ数字の因数分解でした。
私も、図9を使いながら、因数分解した数値ごとに、それぞれ施策を考えてみようと思います。

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図9

まとめ

以上の内容を簡単に振り返ってみます。

  • ブログの数値を改善したいときは、むやみに手を出すのではなく、「どの数値の改善を頑張るべきか」を見極めた方が、効率がよい。
  • 「どの数値の改善を頑張るべきか」を見極めるためには、数字を「因数分解」して考える必要がある。
  • 「因数分解」をして問題を切り分けていくと、やるべき努力が「具体的」に見えてくる。

とはいえ、まだまだ私も全然数字が出ていないので、この記事は、自戒の意も兼ねて書いてみました。

何かいい分解の仕方や、効果的な改善策をご存知の方は、ご教示いただけると幸いです。